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■バブルのスーパーカー F、L、P

2007年10月17日

バブルという言葉も遠くなりましたなー。
昭和の終わりから平成2年ぐらいまででしょうか。
何しろその後、失われた10年と言われ、金融業界を始め、
日本中が大混乱を来たしましたからねー。

不動産を中心に土地転がしや株式投資が横行し、
まあ一般庶民には縁のない話だったのですが
車屋や宝石、美術商の一部にもバブルはあったようで・・、
まあ今日は車の話と往きましょう。

タイトルのFはフェラーリ、Lはランボルギーニ、Pはポルシェです。
外車が高嶺の花というセリフも、バブルの頃は一気に払拭され、
バブルの恩恵を受けた人は未曾有の好景気に沸いたものです。

ベンツ、BMW、ジャガーは一般的な高級車。
ポルシェは高級スポーツカーのスペシャリティー。
そしてフェラーリはポルシェより更に上を行くスペシャリティーカー。
派手なスタイルやイタリアンレッドは嗜好性をより強くしています。

ランボルギーニはフェラーリより、一般の認知度や嗜好性を
少し難しくしていますが路線、方向性は同じ。

まさか日本のバブルに合わした訳じゃないでしょうが、
ポルシェは959というスーパーカーを出し、
フェラーリはF40を出し、ランボルギーニはカウンタック・アニバーサリを出して、
日本の市場に揺さぶりをかけてきたのです(そんなことはないか)。

フェラーリやランボルギーニは如何にもラテンの匂いが溢れ、
奔放な自己主張は誰の目も釘付けにします。

さてお値段ですが、ポルシェ959は1億から1億5千万円。
フェラーリF40は最高2億5千万円も往きました。
アニバーサリーは7、8千万円が上限でしたが、バブル後期に出した
ディアブロは1億円の大台を狙いながら、この頃は同時にバブルの崩壊を迎え、
実は私は最後のどじょうを狙って、大博打を仕掛けていたのです。

それは東京のテレビ局から売り出しを狙い、現車を大阪から東京まで
車両保険やデモカー代、200万円だったかな?を投じて運んだのです。

その夜のテレビショッピングは北海道から九州まで
計22名の問い合わせがあったそうです。

売り出し価格は1億円でした。
せめて10台、いや5台でも・・、問い合わせの電話は正にバブルと化し、
次々と潰れて往き、それでも最後に2件あったのですが、
結局は全てナッシング。私のバブルの夢も敢え無く潰えたのです。

でも良かった、今考えると。変に引っ張られたり、
ややこしい商談になったりせず。バブルの後遺症は皆に深手を与えました。

色々話は尽きぬのですが、懐かしいスーパーカーの
現実や夢の交錯を楽しんで下さい。
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伏見谷 徳磨

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