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■アウディが４人乗りクーペを復活、新型車「Ａ５」投入

2008年02月22日

 
  
  
 
スポーツクーペ「Ａ５」を披露するアウディジャパンのドミニク・ベッシュ社長（左）とデザインを担当した和田智氏＝21日、六本木ヒルズ
　アウディジャパンは21日、スポーツクーペの新型車「アウディＡ５」を発売した。アウディが２ドア４座席の４人乗りクーペを投入するのは11年ぶり。また「アウディＡ５」の上級モデルとして「アウディＳ５」を同時発売した。価格は「Ａ５」が695万円、「Ｓ５」が861万円。世帯年収が1500万円以上で趣味などに強いこだわりを持つ人をターゲットに２車種合わせて年間700台の販売をめざす。

　「アウディＡ５」は全長を中型車並みの４メートル62センチと短くしながら、全幅が1メートル85センチと高級車並みの幅を持たせて４人がゆったり座れる居住空間を持たせた。デザインは独アウディの日本人デザイナーである和田智氏が担当し、「光と影で彩られた線と面を強調したもの」にしたという。

「Ａ５」には3.2リッター、265馬力のＶ型６気筒エンジンを搭載し、6.1秒で時速100キロにまで達する。
性能をさらに上げた「Ｓ５」には4.2リッターの354馬力Ｖ型８気筒エンジンを載せた。

　さらに「Ａ５」には曲がりくねった道や高速道路など、道路の状況に応じて
ハンドルやサスペンションの硬さやエンジン、トランスミッションを調整する
「ドライブ　セレクト」をオプションで装備できる。（「Ｓ５」は標準装備）

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