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■BMW525(E34) ファンベルト切れ点検修理

2009年05月24日

おはよう御座います。

本日のご紹介させて頂く車輌は、95年式 BMW525セレクション
E34モデルの最終型をお届けいたします。

突然、激しい異音がしてエンジストした後、再始動できない
との事で緊急入庫しました。

早速、現車を確認したところファンベルトが切れて、
各パーツに巻きついてる状態。



ファンベルトの切れた原因を調べると、ウォーターポンプのベアリング
がロックした為に負荷がかかり切れた模様。

解説

BMWのウォーターポンプは、ラジエターを冷却する為の
ファン(扇風機の羽根の部分の様な造形)と直結しており
ポンプの回転動力を利用してファンを回転させている為、
負荷が強くかかり、比較的交換サイクルが早いパーツです。

他メーカーのウォーターポンプは、冷却水の循環だけを
担っており、ファンは電動式にしているケースが殆んどです。
どちらも一長一短があり、何とも云えませんが・・・。





まずは、ファンケースとファンを取り外し、切れたベルト
を取り除く作業から行います。



ご覧の様に、切れたベルトが至る所に巻き付いてます。



次に、ウォーターポンプを取り外します。



そして、サーモスタットも交換の為、取り外します。



左側が新品パーツ
右側が既存パーツ



ウォーターポンププーリーも先端の溝が
削れて交換要レベル。



こちらも新品パーツに交換。



左上がファンベルト(新品)
右上がエアコンベルト(新品)

左下が問題の切れたファンベルト
右下がエアコンベルト(旧品)




ウォーターポンプ、サーモスタットと順に組み付けて
いきます。



プーリーを取付た後、ベルトを装着します。



最後にファン、ファンカバーを取付ます。



ロングライフクーラントを注入して、エアー抜きを
入念にし、ロードテスト後完成です。



上記が今回の整備で、交換したパーツです。

☆ウォーターポンプ
☆サーモスタット
☆サーモスタットケースパッキン
☆ウォーターポンププーリー
☆ファンベルト
☆エアコンベルト


※総作業時間約180分にて完了。





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