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■04年式 ベンツCLK320 納車前点検整備

2009年07月12日

こんにちは。

本日のご紹介車輌は、人気車種ベンツCLK320の納車前の点検整備の
あらましをお届け致します。



いきなり、リフトアップ写真からですが、いつもの様に
ロードテストを始め、各部点検しながらの作業です。

走行が4万Kmチョイなんですが、消耗部品が結構あります。

*****交換部品一覧*****

☆エンジンオイル
☆エンジンオイルエレメント
☆ブレーキパット前後
☆ブレーキパットセンサー前後
☆バッテリー
☆エアコンダストフィルター
☆エアーエレメント
☆ロングライフクーラント
☆ブレーキオイル
☆ATF
☆ATFストレーナー
☆ATFカプラーコネクター
☆ATFオイルパンパッキン
☆ファンベルトアイドラプーリー(ガタツキの為)
☆フロントテンションブッシュ(劣化によるガタツキの為)
☆タイヤ4本(お客様ご希望により実費負担)




まずは、足廻りから作業にはいります。



この様に外します。



この様に目視でゴムの部分がヒビ割れていると、ガタツキが酷く
走行時の安定性に支障がでます。



ブッシュの入替を完了。



フロントブレーキパットの交換です。
旧ブレーキパットの残量3mmでした。(新品は約10mm)



こちらは、リヤブレーキパットです。
旧ブレーキパットの残量は5mmでした。

ブレーキパット半分以下で交換基準としております。
(納車前点検整備の定義として)



続いて、ATF類の交換です。
オイルパンを外して、すべてのオイルを抜き取ります。

※エンジンルームにあるATFゲージからの吸い込み式では
 3/1くらいしか抜き取れません。



真ん中のシルバーの楕円状の物がATFストレーナー
その下の黒い筒状の物がカプラーコネクター
ぐるりと囲ったゴム状の物がオイルパンパッキン



下廻りの作業も終え、リフトダウンしてエンジンルームの作業にはいります。



リブベルトを外して、アイドラプーリーを外します。
(複数ある、丸いコマの一番上部に位置しているパーツです)



写真では分からないですが、左が旧のプーリー
中のベアリングがガタついてエンジン始動時にガタガタっと音がします。



エアーエレメントの交換です。
エンジンカバーの中に組み込まれております。



左右に一つずつ付いており、外側が新しいエアーエレメント。
色の違いで、新旧ハッキリ分かります。



バッテリーとエアコンダストフィルターは、向かって左奥に位置します。



エアコンダストフィルター、真っ黒になってました。



新品と交換です。
※フィルターの目が細かく、清掃しても汚れやホコリが
 取れないので、定期的な交換が必要です。



純正バッテリーではないですが、品質は同等の物です。
スペースのわりに、バッテリー(100Ah)が大きいので大変です。



作業もほぼ完成して最終チェック段階で・・・・え!

わずかですが、ハイマウントストップランプにヒビ割れが!

※ベンツCLKのハイマウントストップランプは本当に多い症状なんです。
 思いますのは、取り付け部分の締め付けがきつくて、トランクの開閉の
 ショックで段々と割れが進行していく様です。



トランクの中から、内張りを外して取り替える仕組みです。



トランクの中からの図です。



新しいストップランプと交換です。



やーっと完成です。

ご成約頂いたお客様に、安心してお乗り頂ける様に
納車前整備では、入念な点検を実施して、的確な整備を行っております。

『買ってよかった』のお言葉を頂戴する為に・・・・・。






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