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■ 04年式 ベンツS500L エアコン不調修理

2009年07月19日

こんにちは。

本日のご紹介車輌は、04年式 ベンツS500L(W220)の
エアコン修理の模様をお届けいたします。

※お客様からの依頼事項・・・普段はエアコンが効いてるが
時々、まったく効かなくなる時がある。

との事で、入庫になりました。
(入庫時は、エアコンは効いてました)



まずは、ガス圧からチェック・・・・異常なし。
次に実際の冷え具合をチェック・・・・異常なし。

得意の専用テスターにてダイアグノーシス点検
エバポレーター温度センサー不良と診断して交換しました。
(写真が無いのでごめんなさい)

これで、修理完了とし、納車の準備をしていた折
エアコンの噴出し口から、ナマヌル〜イ風が・・・・。

急ぎ再度、点検作業。



エアコンが効かない症状がでてるので不良個所断定は
容易だと思いきやテスター上では、何も不良個所は出てこない。

こうなると、俄然燃えるのがメカニックの性。
一つ一つ手作業でのエアコンシステムのチェックをしていきます。

結局、エアコン/コンプレッサーの不良でした。
(こんな症状は稀なんですけどね)

お客様に納車する前に症状がでてくれたので、
ご迷惑お掛けせずに済みました。



まずは、コンプレッサーの取り外しからです。



先にファンシュラウド等、外していきます。



リブベルトを外して、やっとコンプレッサーに手が届きます。



右側が原因のコンプレッサー
左側が新コンプレッサー
(お財布にも、環境にも優しいリビルト品です)



コンプレッサーを組み付け完了。

併せて、コンプレッサーの交換と同時交換がセオリーの
エキスパンションバルブとレシーバータンクの交換も行います。



エキスパンションバルブの交換からです。

ワイパーアームを取り外して



ワイアパーリンクモーションも外して



カバーも外して、やっとでてきましたエキスパンションバルブ。



ホースを外してから、本体が外します。



エキスパンションバルブの本体です。



組み付け完了。



お次は、レシーバータンクの交換です。



このように外します。



勿論、Oリングもすべて交換します。



すべて組み付け後、
エアコンラインのエアー抜き(真空引き)をしてガスチャージです。



今一度、各部入念にチェックして出庫となります。



□今回の教訓

・テスターを過信することなかれ
・三度検診、三度検討。

これからも、お客様第一の姿勢で・・・・。




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