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■BMW750(E65)パワーウィンドー故障

2009年08月08日

こんにちは。

本日から、お盆休みに入っていらっしゃる方も多数いらっしゃると存じます。
お車で、遠出される方も多いと思いますが、くれぐれも交通ルールを守って
安全運転でお出かけ下さい。

高速道路での故障原因ワースト1はタイヤのパンク、バーストだそうです。
お出かけ前に必ず、タイヤの空気圧のチェックをして下さい。

さて、本日のご紹介車輌は、BMW750(E65)です。



輸入車全般に多く見られる症状です。
何気なくドアのウィンドーガラスを開けるとガチャガチャっと音がして
閉まらなくなるというイタイ故障です。



高級車だけに重厚なインナートリムです。
外すのに結構な手間がかかります。



防音、防水の為、二重構造になってます。



ここから、まずはウィンドーガラスを外してから
パワーウィンドーレギュレーターを外します。



右側が故障の原因、パワーウィンドーレギュレーターです。



ここが問題の部分、ワイヤーが通るプラスチックのプーリーが割れてます。
(ウィンドーガラスの動作支点になる個所で負荷がかかり、故障の原因の大半がここの部分です)




外すのと同じ工程で組み付けていき完成です。

筆者の見解

パワーウィンドーの故障の原因の大半がレギュレーター部分の損壊ですが
何故スグ壊れるのか?多くの方が疑問に感じてると思います。

あくまでも私見ですが、ウィンドーガラスを閉めてる状態の時のガラスの回りの
ゴム(ランチャンネルという名称)がガラスと密着して開ける時にレギュレーターへの
負荷が多くかかり破損する原因となる。

国産車との故障頻度の違いは、ランチャンネルの素材の違いとガラスとの密閉度の
違いで故障が頻発する。

対策と云える程ではないですが、まめにウィンドーガラスの開閉をした方が
故障が少ない傾向にあるように思います。






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