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■98年式 BMW528(E39) 車検整備

2009年11月22日

こんにちは。

本日のご紹介車輌はBMW528(E39)の車検整備の模様をお届けします。



走行も11万Kmと距離の出てきたので、消耗部品が多数有ります。
エンジンルーム内、リフトアップしての下回りと入念に点検します。



まずは、エンジンルームの不具合個所から行います。



エンジンカバーを外すとタペットパッキンからのオイル漏れが有り
オイルがプラグホール溜まっていた状態でした。
(この様な状態になるとプラグが失火してエンジン不調の原因になります)



ダイレクトイグニッションコイルとスパークプラグを外して
オイル付着部を清掃します。



ここにプラグが入る穴です、エンジンオイルが溜まってました。



取り外したスパークプラグです、新旧見比べると劣化具合がよく分かります。



プラグとイグニッションコイルを取り付けます。

※タペットパッキン交換の際のヘッドカバーを開けた写真を撮っておらず
 工程が分かりにずらいですがご了承下さい。



エアークリーナーの交換も併せて作業させて頂きます。



お次は下廻り編です、ブレーキ関係の作業から始めます。



フロントブレーキパットの残量が僅か1mmも無い状態でした。
ディスクローターの磨耗も激しいので、併せて交換します。




ブレーキキャリパーを外してからパットを外します。



デスィクローターも併せて外します。



写真では、磨耗具合が分かりずらいですが、並べて置くと
磨耗により、新旧の厚みがまったく違います。



ブレーキパットは、磨耗具合が写真でも分かりやすいですね。



一通り組み上げた後、次の工程に進みます。



足廻りの写真です。



スタビライザーリンクロッドのゴムが完全に潰れてます。
(ハンドルを切った時にガタツキが出る症状です。)



完全に取り外します。



取り外すとこんな形をしております。



はっきりと劣化具合が分かります。



これで、走りもシャキッとした本来の走りが甦ります。



お次は、ラックブーツの交換作業です。
パワーステアリングラックブーツが破れている為、中のグリスが漏れています。



各部部品ばらして、やっとブーツが取り外せます。



亀裂の場所から、グリスが飛散していました。



ブーツを取り付けて、グリスを注入して完成です。



お次の作業は、エアコンベルトアイドラプーリー及びテンショナーダンパー
の交換作業に入ります。
(エンジンアイドリング時にカシャカシャと異音が発生していた為)



エアコンベルト→プーリー→ダンパーの順に外していきます。



ベルトテンショナープーリーです写真では分かりつらいですが
ガタツキが出ていました。



テンショナーダンパーも劣化具合は分かりづらいですが、
テンションが完全に抜けている状態でした。



組み付けた後、しばらくエンジンを掛けて
        異音が解消されているかチェックします。


上記の作業完了後に各部、車検の適合検査をして各部調整します。

ヘッドライト光軸測定及び調整
アライメント測定及び調整
灯火装置の作動点検
ワイパー作動状態、クラクション音量

など細かくチェックし調整など行います。


全ての作業完了後、綺麗に内外装洗車して納車となります。







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