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■[COP15]プジョー、ハイブリッド戦略加速

2009年12月17日

プジョーは13日、コペンハーゲンで開催中のCOP15
(国連気候変動枠組み第15回締約国会議)において、
新たな環境政策を発表した。

プジョーの市販車は、最もCO2排出量の少ないブランドのひとつ。
欧州で今年1 - 9月に販売した新車の1台当たりの
CO2排出量は、全体の50%が130g/km以下だった。
また、全世界で見ると、全体の47.5%がCO2排出量140g/km以下と、
高い環境性能を達成している。

これは、プジョーの直噴コモンレールディーゼル「HDi」や、
直噴ガソリンターボ「THP」、ガソリンNA車の
可変バルブタイミング機構「VVT」などの効果。
モデル別の最小CO2排出量モデルは、『207』が99g/km、
『107』が106g/km、『308』が120g/kmなど優秀だ。

プジョーはCOP15において、今後3年間の環境政策を公表。
まず、2010年末に三菱『i-MiEV』のOEMモデル、
プジョー『iOn』を欧州発売。続いて2011年末までに、
主力車種にアイドリングストップ機能を搭載し、
燃費を8‐15%引き上げる。

ハイブリッド戦略も加速。2011年には環境性能を
ガソリン車比で35%高めた『3008ハイブリッド4』を欧州発売。
2012年には『3008プラグインハイブリッド4』を
フリートユーザー限定でリリースする。
また「Muバイ・プジョー」と名づけた新カーシェアリングを、
フランスなど欧州6か国に導入する計画だ。

プジョーは「これはプジョーの環境に対する
コミットメントである」と説明している。

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