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■独BMW、135iに新エンジンを採用

2010年01月22日

独BMWは、135iクーペと135iカブリオレに、より効率を
アップさせた新しいパワーユニットを採用し、ヨーロッパで発表した。

 135iシリーズに搭載されるのは、3リッター直列6気筒ツインターボ。
高精度のダイレクト イグニッション システムと2基の
小型ターボチャージャーを組み合わせた新世代ユニットだが、
今回新たにこのエンジンに“バルブトロニック”が組み合わされ、
同時にターボチャージャーにツインスクロール式
(シングルターボ)に改められた。

 バルブトロニックは、アクセルの踏み込み量にあわせて
吸気バルブのリフト量を無段階に可変させ、
効率をアップさせる技術。BMWはこのエンジン技術を
多くのエンジンに採用しているが、M用の
超高回転ユニットとターボエンジンには採用されていなかった。
それがこのたびターボエンジンとの組み合わせが実現したわけだ。

 スペックは、最高出力306ps/5800rpm、最大トルク40.8kg-m/1200-5000rpm。出力・トルク値にこそ変化はないが、トルクの
発生回転域が従来より若干広がった。さらにこのエンジンには
、新たに7速DCT(ダブルクラッチトランスミッション)が
組み合わされることになったのもトピックである。

 これらふたつの技術により燃費性能が向上し、
135iクーペは11.8km/L(欧州の計測方法)を記録。
従来エンジン+6ATとの比較で、最大約1.2km/L向上した。

 さらに0-96km/h加速は0.2秒で向上し、5.0秒をマーク
(135iクーペ)。燃費と速さの両方を向上させてみせた。

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