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■アウディ、TTシリーズのトップモデルTT RSクーペを発売

2010年02月07日

アウディ ジャパンは、TTシリーズのトップモデル『TT RS クーペ』を
設定し、正規ディーラーネットワークを通じて、販売を開始した。

 『TT RS クーペ』は、R8やRS6など、アウディの
ハイエンドスポーツモデルを手がける“quattro GmbH”が
開発を担当。歴代RSシリーズ同様に、高い動力性能を
発揮するスポーツモデルとなっている。

 搭載するエンジンは、『TT RSクーペ』のために新開発した、
軽量コンパクトな直列5気筒TFSIで、最高出力340ps、
最大トルク45.9kg-mを発生。トランスミッションは6速MT、
駆動方式はもちろんクワトロフルタイム4WDシステムで、
0-100km/h加速4.6秒、最高速度250km/h(リミッター作動)
というパフォーマンスを披露する。
 
 このようなハイスペックを誇る反面、10・15モード
燃費10.6km/L、CO2排出量219g/kmという
高い環境性能も併せ持つ。これには、
高効率エンジンテクノロジーだけでなく、アルミニウムの採用により
大幅に軽量化されたボディも貢献している。
 
 シャシーでは、フロントにマクファーソンストラット式、
リヤに4リンク式のサスペンションを採用するほか、
フロントに対向4ピストンキャリパーの高性能ブレーキ、
255/35R19タイヤを標準装備。
可変ダンピングシステムのアウディマグネティックライドを
オプション設定する。
 
 デザイン、装備面では、大面積のフロントエアインテークや
専用デザインのリヤディフューザーインサート、
固定式リヤスポイラー、LEDポジショニングランプ付きの
バイキセノンヘッドライト、本革シルクナッパの
シートヒーター付きフロントスポーツシート、
ブースト圧計&油温計&ラップタイマー付きの
DIS(ドライバーインフォメーションシステム)が特徴的である。
 
 5気筒ガソリンエンジンは、アウディブランドを
象徴するテクノロジーで、1980年に乗用車として
世界で初めてクワトロ(フルタイム4WDシステム)を搭載。
のちにモータースポーツ界を席捲した“アウディ クワトロ”を
はじめ、一時代を築いた数々のモデルが5気筒エンジンを採用していた。
同社は、『TT RS クーペ』でこの伝統を再び甦らせる。

 ■価格
 TT RS クーペ:835万円

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