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■仏ルノー、カングーのロングボディ版を設定

2010年02月10日

仏ルノーは、カングーの兄妹車で、ロングボディのニューモデル
カングー エキスプレス マキシ”を発表した。

 
カングーといえば、フランス車らしいお洒落なイメージと、
実用性や走りの良さが好評を博し、ヨーロッパのみならず
日本でも人気モデルとなっている。その兄妹車ということで
期待が高まる
カングー エキスプレス マキシだが、
実はこちらは
カングーとは若干コンセプトが異なり、
ビジネスユースに特化したモデルとなっている。

 ルノーは現在のところ、ヨーロッパにおいて商用バンの
セグメントに、“
カングーエキスプレスコンパクト”と
カングーエキスプレス”の2モデルを用意している。
今回これに
カングーエキスプレスマキシが加わったことで、
3つのラインアップが揃うことになる。ちなみにルノーは
欧州の商用車カテゴリーにおいて、14.8%のシェアを
獲得(2009年)しており、12年以上もトップシェアの座を守り続けている。

 
カングーエキスプレスマキシの全長は約4.6mで
、乗用
カングーよりも60cm近く長い。これまでの
カングーエキスプレスと比べても約39cm長く、
ホイールベースは3.1m確保されている。シートバリエーションは、
フロントシートのみの2人乗りと、セカンドシートが備わる
5人乗りが選択でき、さらに5人乗りには荷室長が異なる
2バリエーションが用意されるなど、豊富なバリエーションを特徴とする。

 搭載されるエンジンは1.5リッターディーゼルのみ。
最高出力は85psで、欧州複合サイクルでの
燃費は約18.9km/リッター、CO2排出量は140g/kmと
優れた環境性能が追求されている。

 発売開始は4月下旬の予定。
カングーエキスプレスマキシは
商用車セグメントにおいて、ルノー車の人気をさらに
押し上げる一翼となりそうだ。

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