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■新型ルノーメガーヌCCが欧州デビュー

2010年02月12日

仏ルノーは、メガーヌ クーペカブリオレ
(日本名
メガーヌグラスルーフカブリオレ)の新型を、
3月にスイスで開催されるジュネーブショーに出展すると発表した。

 
メガーヌシリーズは2008年のパリサロンで3代目の
5ドアハッチバックと3ドアクーペが発表され、
その後ステーションワゴンも新型に移行。
そして今回、待たれていたクーペカブリオレの新型がお披露目された。

 3代目ではデザインが一新されるとともに、実用性や快適性、
そして環境性能が高められた。2分割式のグラスルーフは
開閉時間が21秒で、この点は先代とほぼ変わらないが、
ウインドウスクリーンの上端を従来型より60mm前方へ
移動することで、乗降性の向上が図られた。
ボディの全長は4485mmで、従来モデルより約105mm長くなっている。

 新型では、リアシート後方に風の巻き込みを抑える
ガラス製のウインドディフレクターが備わり、
また前席ヘッドレスト後側にも脱着式の
メッシュ製ウインドディフレクターが装着可能となるなど、
フル乗車でも快適にオープンエアドライブが楽しめるよう工夫が凝らされた。

 インテリアのトリムはダークチャコール、ライトベージュ、
チャコールの3種類で、レッドツートンのレザーシートを
選択することも可能。蝶の羽をモチーフとした
バタフライウイングと呼ばれるドアトリムは、
クーペカブリオレ専用となっている。

 パワーユニットはガソリンとディーゼルをあわせて
計6タイプが設定される。トランスミッションは
6速MTのほかに、ガソリンモデルの2.0 16Vには
CVTを、ディーゼルモデルの一部にはEDCと
呼ばれる新開発のデュアルクラッチトランスミッションを
設定するなどして、燃費の向上が図られた。

 新型
メガーヌ クーペカブリオレはジュネーブショーで
一般公開された後、春頃より欧州で販売が開始される予定となっている。

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