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■93年式 ベンツ280E(W124)エンジン不調点検修理

2010年03月14日

こんにちは。

本日のご紹介は、ベンツ280E(W124)のエンジン不調修理の模様をお届けします。



修理内容は、エンストが最近になって頻発するようになったとの事でご入庫頂きました。

お預かりの際に詳しく、状況をお聞きすると次のとおりです。

1、信号待ちの時にアイドリングが保てずエンストする。
2、信号待ちから、発進して交差点を徐行の際エンストする時もある。
  (左折時に比較的多い傾向)
3、エンスト後、すぐにクランキングするとエンジンは始動できる

以上も症状から、不良個所を特定していきます。

まずは、ロードテストから上記のような症状は出なかったのですが
各部点検していくと原因が見えてきました。



エンジンカバーを開けると、イグニッションコイルが出てきます。

点火波形を点検すると明らかにミスファイヤーを起こしてる状態。



イグニッションコイル、プラグサープレッサー等、外してプラグも抜き取ります。



原因がハッキリしました。
タペットカバーパッキンからのオイル漏れで
エンジンオイルがプラグホールに溜まっています。

プラグホール、プラグ各部清掃してから組み付けして
再度点検したがイグニッションコイルも不良と断定。



直列6気筒DOHCエンジンでダイレクトイグニションの形式。
2気筒に付き1個イグニッションコイルが装備されてます。

お客様に連絡し、費用はかかるが一式交換をオススメしたところ快諾頂きました。



イグニッションコイル3個



サープレッサー、ケーブルプラグ各3個



タペットカバーパッキン



スパークプラグは、交換後まだ日が浅いのと清掃すれば
問題ないレベルでしたのでそのまま使用。



まずは、タペットカバーパッキンの交換の為、ヘッドカバーを外します。



エンジンオイル交換をマメにされてるだけあり、とても綺麗な内部です。



タペットカバーパッキン交換した後、プラグ、イグニッションコイル等を
組み付けして、完了となります。

最終チェックの際、次なるトラブルの伏線が出てくるのですが・・・・
次回に折をみて、ご紹介させて頂きます。



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