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■フィアット、オープンモデルのアバルト500C発表
2010年03月22日
オープンモデル“500C”に、アバルトチューニングを施した
『アバルト500C』を発表した。
『アバルト500C』が搭載するのは、1.4ターボT-ジェットエンジンで、
オーバーブースト機能が作動する“SPORT”モードでは、
最高出力140ps、最大トルク21.0kg-m、0-100 km/h発進加速8.1秒、
最高速度205km/hというパフォーマンスを発揮。
この“SPORT”モードでは、エンジンコントロールの制御マップや、
ターボチャージャー過給圧の変更に加え、電動パワーステアリングの
アシスト量も路面感覚重視にガラリと変わる。
その一方、“NORMAL”モードでは、燃費低減重視型の設定に変更。
欧州複合モード測定方法では、6.5L/100kmもの
高い燃費経済性を発揮。“Euro 5”規制にも適合する。
このエンジンに組み合わされるのは、レーシングフィールドから生まれた“ABARTH Competizione(アバルト コンペティツィオーネ)”
と呼ばれる5速トランスミッション。
これは、電子制御油圧作動によりクラッチ機能や変速機能を
自動化した、いわゆる2ペダルのマニュアルトランスミッションで、
ステアリングのパドル式スイッチで変速が可能。“SPORT”モードでは、
変速マナーが変わり、そのスピードがグッと速くなる。
スーパーカーと同じように、シフトレバーを排除しているのもポイントだ。
エクステリアは、2トーンカラーのエレガントなボディ、
ボディ下端のすべてにおよぶダイナミックな形状のエアロパーツ、
新デザインのダイアモンドポリッシュ仕上げの
17インチアルミホイールが特徴。このエアロパーツは、
アグレッシブなスタイリングを強調するだけでなく、
走行中のダウンフォースを効果的に増やし、
よりスムーズな気流生成に役立つ。
また、『500C』ならではのキャンバストップは、ベースとなる“フィアット500C”同様、電動式で、ルーフを開ければオープンエアとともに
ツインサイレンサーが奏でるエキゾーストサウンドが耳に届く
このキャンバストップのカラーは、ブラックと
チタニウムグレーの2色が用意される。
なお、『アバルト500C』の日本導入は、現在のところ未定。