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■BMW、7年ぶりに5シリーズをフルモデルチェンジ

2010年03月28日

ビー・エム・ダブリューは、『5シリーズセダン』を
フルモデルチェンジし、全国のBMW正規ディーラーを
通じて予約受付を開始した。デリバリーは4月末からを予定している。
 
 『
5シリーズセダン』は、今までに全世界で555万台もの
販売実績を持つ、名実ともにBMWの中核を成すモデルである。
 
 7年ぶりにフルモデルチェンジを実施し、第6世代目となる
新型『
5シリーズ』の特徴は、洗練されたエレガントなデザイン、
“BMW EfficientDynamics(エフィシエント・ダイナミクス)”
に基づく優れた環境性能、同社初の“エコカー減税”
に適合することが挙げられる。
 
 まずエクステリアデザインでは、伸びやかな
エンジン・フードや、ショート・オーバーハング、
クーペのように流麗なルーフ・ライン、
ロング・ホイールベースなど、BMWならではの洗練さを表現。
ボディサイズは、全長4910mm、全幅1860mm、
ホイールベース2970mmと堂々としたもので、
エレガントでありながらもハッキリと存在感を主張する。
 
 インテリアでは、機能性とモダンなスタイル、
厳選された素材を使用したクオリティの高さが目を引く。
また、センターコンソールが運転席側に約7度傾けられるなど、
BMWらしいドライバー重視のレイアウトとなる一方、
ロングホイールベースによる高い居住性と快適性も持ち合わせている。

 パワーユニットは、“528i”に258ps/31.6kg-mの3リッター直6、
“535i”に306ps/40.8kg-mの3リッター直6ツインターボ、
“550i”に407ps/61.2kg-mの4.4リッターV8
ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは、
全車8速ATが組み合わされる。
 
 また、新型『
5シリーズセダン』の特徴のひとつである、
優れた環境性能と高いパフォーマンスの両立は、
“BMW EfficientDynamics”の設計思想に基づいている。
 
 これは、より少ないエネルギーでより高い性能を実現する
テクノロジーのことで、新型『
5シリーズセダン』には、
最新の8速AT、軽量化、マイクロ・ハイブリッド
(ブレーキ・エネルギー回生システム)を全車に採用しているほか、
535iと550iには高精度ダイレクト・インジェクション、
BMWツインパワー・ターボ・テクノロジーも投入している。
 
 これらにより、同レベルの出力となる先代の540iと新型の
535iセダンで比較すると、535iの10・15モード燃料消費率は
10.6km/Lで、40%もの向上を果たしているほか、
全車で燃費を向上している。

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