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ビー・エム・ダブリューは20日、新型車“X1”を発表した。
本日より予約受付を開始し、5月末より順次納車を開始する。

　X1は、X5に始まり、X3、X6と続いたBMWのスポーツ・
アクティビティ・ビークルのラインアップを補完する
5人乗りプレミアムクロスオーバーモデルだ。
プラットフォームは3シリーズのものをベースとしており、
後輪のみを駆動するFRモデルと、xDriveを搭載し
4輪を駆動するモデルの2タイプが設定される。

　ボディサイズは、全長4470mm×全幅1800mm×全高1545mm。
全幅はけっしてコンパクトではないが、全高が立体駐車場に
入るサイズに収まっていることは、我が国では大きなメリットとなりそう。
トランクルーム容量は、通常状態で420リットル、
後席を畳むと1350リットルに拡大する。

　日本導入モデルは、“xDrive 25i”と“sDrive 18i”の2モデル。
前者は3リッター直列6気筒自然吸気エンジンを搭載し、
最高出力218ps、最大トルク28.6kg-mを発生。
駆動方式は4WDとなる。後者は2リッター
直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力150ps、
最大トルク20.4kg-mを発生。駆動方式は2WDとなる。
トランスミッションは両モデルとも6ATが組みあわされる。

　BMWらしいスポーティな走りを実現するため、
4WDモデルのxDrive 25iには、4輪に伝わる駆動力配分を
最適化するインテリジェント4輪駆動システムが採用される。
これにより操縦安定性と同時に旋回性の向上が図られている。

　主な標準装備は、バイキセノンヘッドライト、レインセンサー、
オートライト、コンフォートアクセス、電動フロントシート
（18iではオプション）、ETC車載機など。

　価格は、xDrive 28iが480万円、sDrive 18iは363万円。