NEWS
■メルセデス、Eクラスカブリオレを発売
2010年04月21日
日本に導入、同日販売を開始した。
このたび日本に導入された“E350カブリオレ”は、
4人の乗員が四季を通じてオープンドライブを
楽しめることをコンセプトに開発された、
4座オープンカーだ。ハードトップを採用するオープンカーが
増えているなか、Eクラスカブリオレは、エレガントな
雰囲気を演出できるソフトトップを採用。
優雅なスタイリングと高い実用性の両立を狙った。
Eクラスカブリオレの大きな特徴は、オープン走行時に
キャビンを快適に保つため、“エアキャップ”と
“エアスカーフ”を設定したこと(オプション)。
エアキャップは、センターコンソールのボタン操作により、
フロントガラス上部のディフレクターとリアシートヘッドレスト間の
ドラフトストップがせり上がり、これらの相乗効果で
風の巻き込みを効果的に防ぐというもの。
走行中に風で髪型が崩れるのを防ぐほどの効果があるという。
エアスカーフは、他のオープンメルセデスにも
採用されているもので、シートに内蔵された
ブローワーから乗員の首まわりに温風を吹きかけ、
冬場でも快適なドライブを提供する。Eクラスカブリオレでは
吹き出し口の角度を上下に36度まで調整できるようにもなった。
エアキャップとエアスカーフは、“コンフォートパッケージ”
というセットオプションで、15万円で提供される。
ソフトトップは、耐候性や断熱性、静粛性に優れる
アコースティックソフトトップを採用。これは厚さ23.5mmの
多層構造になっており、外部騒音や風切音を効果的に
遮断するという。開閉に要する時間は20秒で、
40km/h以下であれば走行中でも開閉可能となっている。
エンジンは、3.5リッターNAを搭載し、最高出力272ps、
最大トルク35.7kg-mを発生。これに7速ATが組みあわされる。
10.15モード燃費は9.1km/L。
主な標準装備は、バイキセノンヘッドライト、
17インチアルミホイール、本革シート、メモリー付きパワーシート、
HDDナビゲーションやAVシステムを統合制御する
COMANDシステムなど。オプションでスポーティ感を高める
AMGスポーツパッケージ(65万円)や、ナッパレザーや
本革巻きステアリングで上質さを演出する高級感を
ラグジュアリーパッケージ(38万円)などが設定される。
価格は、898万円。