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■シトロエン、新型C4を初公開

2010年06月03日

仏シトロエンは、新型“C4”の写真と概要を公開した。

 シトロエンは、現在モデルラインアップの刷新を進めており、
2008年に登場したミドルクラスサルーン/ワゴンの
“C5”を皮切りに、コンパクトモデルの“C3”も
今年モデルチェンジし発表。
そして今年後半には、欧州Cセグメントに属する重要モデル
“C4”にもメスが入る。

 新型C4のデザインは、先のC5やC3に共通する
彫刻的なラインを採り入れたもので、個性を求めるユーザーに
アピールすると同時に、シトロエンブランドの新イメージ構築の
役割も担うことになる。

 ボディサイズは、全長4330mm×全幅1790mm×全高1490mm。
現行モデルと比べると、50mm長く、20mmワイドで、30mm高くなる。
トランクルーム容量も拡大しており、クラス最大級を
誇る408リッターを確保した。

 注目すべきは、サイズが拡大したにもかかわらず、
車重の増加が最小限に抑えられたこと。
これは、レーザー溶接を用いるなど、製法の
工夫によりなし得たものだという。

 装備の充実も図られ、ブラインドスポットモニターや
コーナリングライト、制限速度メモリー機能付きの
クルーズコントロールなどが装備される。また、
ドライバーのエコ運転をサポートする“eTouch”という
装備を新たに採用。これはドライバーの運転パターンを
モニターし、適切な燃費向上のアドバイスを行ったり、
整備時期を知らせたりする機能を持つ。

 また、新型C4では、ストップ・スタート機構(アイドリングストップ)や低転がり抵抗タイヤの採用により低燃費化を図った“マイクロハイブリッド e-HDi”搭載モデルも設定される。こちらはディーゼルのみとなるが、CO2排出量は109g/kmと少なく、将来的に99g/kmという超低排出モデルの追加も予定されている。

 なお、新型C4は、今年9月にフランスで開催されるパリサロンでワールドデビューを飾る予定となっている。

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