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■BMW、5シリーズツーリングを公開

2010年06月12日

独BMWは、5シリーズの4代目ワゴンモデルとなる
5シリーズツーリング”の写真と概要を発表した。

 “ビジネスツーリング”を標榜する
5シリーズツーリングは、
エレガントなスタイリングとスポーティな走行性能、
高い実用性の追求がコンセプトに掲げられた。
そのうえで、運転支援装置を充実させるなどして、
最新プレミアムカーにふさわしい、快適で安全なクルマが目指された。

 デザインは、フロントまわりについては基本的に
5シリーズセダンと共通。サイドおよびリアビューは、
クラス最長のロングホイールベースと、大きく傾けられた
リアゲートにより、伸びやかでかつエレガントな雰囲気を演出された。

 リアシートには、40:20:40の3分割可倒式シートを採用。
さらにバックレストを最大11度傾けられるリクライニング
機構も採り入れられ、快適性が高められた。

 荷室は、5名乗車時で560リットル、リアシートを格納した
2名乗車時には1670リットルに拡大可能。また、
開閉式のテールゲートガラスにワンタッチ格納機構を
設けることで、荷物を容易に出し入れできるのも嬉しいポイントだ。

 エンジンは、ガソリンがバルブトロニック搭載の
直噴3リッターターボ搭載の“535iツーリング”(306hp)と、
同じく3リッターで希薄燃焼(リーンバーン)式の
“523iツーリング”の2タイプ。ディーゼルは
“530dツーリング”(245hp)と520dツーリング(184hp)が
設定される。オートマチックトランスミッションは、
従来の6ATから8ATにグレードアップした。

 装備面では、パーキングアシスタント、サラウンドビュー
といった車庫入れ時に役立つ支援装置のほか、
ブレーキ機能付きのアクティブクルーズコントロールや、
車線変更および車線逸脱時の警告装置、制限速度警告装置、
ハイビームアシストなどにより、運転の負荷軽減が図られた。

 
5シリーズツーリングは、5シリーズセダンやグランツーリズモ、
7シリーズなどと同じ、ドイツ・ディンゴルフィングの工場で生産される。

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