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■レンジローバー、直噴V8ディーゼル搭載

2010年06月24日

英ランドローバーは、レンジローバーの2011年モデルを発表した。
2011年モデルでは、ディーゼルモデルを中心に
燃費改善など改良が施される。

 2011年モデルにおける最大の注目は、同社が
“スーパーディーゼル”と呼ぶ新エンジンの採用だ。
欧州を中心に展開される新しい4.4リッターV8直噴
ターボディーゼルは、最高出力313ps、最大トルク71.4kg-mの
高出力を誇りながら、低燃費化を同時に実現する。

 エンジン出力は、従来の3.6リッターターボディーゼルと比べ、
出力が15%、トルクは10%向上。この新エンジンには、
ZF製の8ATが組み合わされ、燃費は10.6km/Lを達成。
0-100km/h加速は7.8秒、最高速度は210km/hに達するという。

 一方、2009年に排気量が5リッターに拡大された
ガソリンユニットの方は、今回のモデルイヤーチェンジでは、
大きな変更はないようだ。5リッターV8は、最高出力375ps、
最大トルク52kg-mを発生。これにスーパーチャージャーがつく
V8スーパーチャージドは、最高出力510ps、
最大トルク63.7kg-mというハイスペックをもつ。

 このほか2011年モデルでは、最上級モデル“ヴォーグ”に、
新デザインのフロントグリル、イルミネーテッドサイドシルが
採用されるほか、テレインレスポンスの制御が一部
見直されるなどの小変更が施される。

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